泌尿器科

UROLOGY

なんか不調、、
実はお悩みの⽅は
多くいらっしゃいます

泌尿器科

泌尿器科は、腎臓や尿管、膀胱など、尿の産⽣から排尿までの器官に⽣じる病気を診断し、必要な治療を⾏なう専⾨診療科です。
泌尿器に関わる臓器の中には、男性と⼥性で⼤きく形態が異なるものもあります。また、前⽴腺肥⼤など男性だけの疾患もあれば、膀胱炎など⼥性に多い疾患もあります。そのため、男性と⼥性では、よく⾒られる症状にも違いがあります。
「不調を感じるけど、具体的にどの病気なのか分からない」といった場合も、まずはご相談ください。

こんな症状があれば
泌尿器科に相談を

  • 尿が漏れることがある
  • 下腹部が痛い
  • 排尿の回数が多い
  • 排尿時に痛みや不快感がある
  • 尿が出ない、排尿が困難
  • 排尿時の勢いがない
  • 尿に⾎が混じっている
  • 残尿感がある
  • 尿検査で蛋⽩尿や尿潜⾎を指摘された
  • 尿に膿のようなものが混じっている

尿路感染症

男性では尿道炎、⼥性では膀胱炎が⼀般的です。いずれも臨床症状(⼈によっては契機が明らか)と尿所⾒から診断します。
尿道炎の場合は淋菌やクラミジアを対象とした治療を⾏います。
膀胱炎の場合は⼤腸菌を対象とした抗⽣剤を使⽤します。
いずれも治療を先⾏して⼀週間後に再診していただき、尿所⾒や培養結果によって治癒か治療の継続が必要か判断します。

対象となる症状

排尿痛、排尿時違和感、頻尿、残尿感、下腹部痛、⾎尿、混濁尿、尿臭などが該当します。

前⽴腺肥⼤症・前⽴腺がん

50歳以上の男性で、徐々に排尿困難や夜間頻尿になった場合は前⽴腺肥⼤症を疑います。
尿の勢いや残尿、前⽴腺の体積やがんの合併などを評価したうえで治療します。
基本的には尿道の機能的閉塞を緩和するお薬を第⼀選択に使⽤します。さらに必要があれば前⽴腺体積を⼩さくする薬や、膀胱の無⽤な収縮を緩和する薬を追加することがあります。
前⽴腺は加齢とともに⼤きくなる傾向があり60代では約60%、70代で80%、80代では90%の⽅に前⽴腺肥⼤があるといわれています。

対象となる症状

尿の勢いがない・尿が出にくい・尿が近い・尿が漏れるなどが該当します。

過活動膀胱・尿失禁

切迫する尿意と、⽇中や夜間の頻尿を特徴とする疾患です。症状をスコア化することで診断・評価しますが、その前提として尿路感染症や下部尿路閉塞がないことを確認する必要があります。緑内障のある⽅には治療薬が使えないことがあります。

⾎尿

疾患というよりは症状になります。
特に⾁眼的な⾎尿が出た時は、様⼦を⾒たりせずに泌尿器科を受診して下さい。
これまで多くの尿路上⽪腫瘍(膀胱がんなど)の⽅を診てきましたが、進⾏してしまっている例のほとんどは受診よりもずっと前に⾎尿を⾃覚しています。⾎尿が⾃然に軽快してしまうのも、尿路上⽪腫瘍の特徴です。超⾳波検査や細胞診など、なるべく侵襲の少ない検査から相談して精査いたします。

⾎尿は腎臓・尿管・膀胱・前⽴腺の重要な病気のサインですので、お早めに泌尿器科を受診してください。

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